東芝製 DBR-Z310 ブルーレイ レコーダー 修理方法

f:id:ryoko-odekake:20190330153302j:plain

HDDと録画1が点滅し動かなくなったが、奇跡的に修理方法を発見することができた。

点滅で操作が出来なくなった件

先日、家族が「ビデオが壊れている」と騒いでいた。

症状を見てみると、HDDと録画1が点滅していた。

2012年に購入した東芝製のDBR-Z310だ。

そろそろ寿命かなと思ったが、いや寿命には早すぎるだろう。

私はエンジニアを職業としているため、電子機器のことは多少分かる。

6~7年程度で壊れる設計はダメだと思っている。

電源を切っても、リセットの作業をしても症状は変らなかった。

 

インターネットで同様の症状を多数発見!

ネットで調べてみると、同様の症状で壊れて諦めている人がたくさんいた。

書き込みには、メーカーに依頼すると基板交換で3万ほどかかるとの情報があった。

試しに私も修理センターに電話してみた。

症状を確認するのに1000円かかると言われた。

その上で修理費などを提示するとのこと。

ヤマダ電機では、最初に3000円かかると言われた。

メーカーの修理センターの方が2000円安いようだ。

しかし基板交換代の3万要求されることは分かっていたため、修理には出さなかった。

3万も出すなら、よほど大事なデータが残って無い限り新品を購入するだろう。

 自分で修理すると決心した

嫁や子供からは、そんなん直せるの~?とヤジが飛んでくる。

過去にドライヤーやホットプレートを直したことがある。

でもブルーレイレコーダーは正直修理できる自信はなかった。

とりあえずやれるところまでやってみようと決心した。

有力なネット情報をみつけた

ネットの情報には本当に助けられた。

その中には、HDDのコネクタが焦げているなどの情報があった。

この情報から、今回の奇跡的な修理に繋がることになる。

さて、ネットの情報にはHDDのコネクタが焼けているとあった。

分解し、確認してみると本当にコネクタが焦げていた

下の写真が私のブルーレイレコーダーの配線である。

f:id:ryoko-odekake:20190330160018j:plain

先端が膨らんで溶けているのがわかる。

このコネクタを付け替えれば直るかもしれない。

詳しく調査していくと・・・

コネクタをよく見ると、端子が焼き焦げて無くなっている。

f:id:ryoko-odekake:20190330160138j:plain

ショート状態になったのだろう。

制御基板が焦げていないことから、何らかの保護回路が働いたと推測できる。

ネットの情報には、コネクタを交換すると、「直る場合」と「直らない場合」があるとのこと。これは実にやっかいだ。

それにブルーレイレコーダー専用の配線で、こんなものは売っていない。

同じコネクタが付いている配線を購入し、切断して半田で繋ぐ方法をとる。

新しい情報だが、知恵袋で同じように悩んでいる方をお見かけした。

その方の配線は4本線ではなく、2本だった。

つまり、同じ型式の中でも仕様が違う可能性もあることを伝えておきたい。

まぁそれでも対応する線を接続し直すことに変わりはない。

下の写真のHDD左上赤配線の間のシャーシがわずかに焦げているのが分かるだろうか。

ここにコネクタが挿入されていたのだ。

HDD、DVDデッキ、基板の3か所に繋がるややこしいコネクタだ。

ちなみにHDDは中央にあるシルバーの物体だ。

f:id:ryoko-odekake:20191006135010p:plain

コネクタの購入方法

 

SATA15ピンのL型コネクタが必要になる。

こんなやつだ ↓

f:id:ryoko-odekake:20190330160539j:plain

f:id:ryoko-odekake:20190330160845j:plain

私はソフマップの店舗で購入した。値段は498円。

私は実物を確認するために店舗に行き購入した。

この型式のもので問題ない。

 

これを切断して半田で繋げる。

ピン配列を間違えないように。色の順番を間違えないように接続する。

絶縁はちゃんとしたカプラで保護すればよいのだが、

面倒なので絶縁テープでぐるぐる巻きにした横着な修理方法だ。

f:id:ryoko-odekake:20190330161135j:plain

交換が完了した!電源ON! 

だが症状は変らなかった。

ここまでの作業は間違っていない自信がある。

明らかにコネクタは焦げていたからだ。

直らない場合があるという情報は知っていたため想定内。

 

ネットの情報はここまで。

コネクタを付け替えるしか方法が無かった。

 

ついにブルーレイレコーダーをバラす決心をする

私は色々な電子機器をバラすが、一度組み立て方を忘れ、直せなくなった機器がある。

その苦い経験から細心の注意を払ってバラすようにしている。

このレコーダーも慎重にバラした。

写真を撮ることはもちろん、ネジは外した後、

養生テープにどこの部位か名前を書いて保管していく。

面倒だが、こうしないと忘れてしまう。

筐体、シャーシ、DVDデッキ、HDD、電源基板を外していった。

ようやく制御基板を外すに至った。

難しそうに見えるが、たぶん誰でもできる。

奇跡的に見つけた故障箇所

通常、電源ラインには何らの保護回路を入れることが多い。

HDDには大きな電流が流れることから、間違いなく保護回路

(ヒューズやポリスイッチ)を入れていると思った。

テスターで接続箇所を根気よく探していくアナログな方法で探した。

すぐに分かると思ったが、多層基板であるため、配線を追うのが非常に難しい。

それでも電源ラインということもあり繋がっている箇所をいくつか見つけた。

「こ、この部品は???」チップヒューズらしきものを見つけた。

ヒューズがオープン状態(導通無し)になっていた。

抵抗と勘違いしていたため、見つけるのに少し時間がかかった。252と書いてある。

たぶん2.5A/3216サイズ?のチップヒューズだ。

簡単に言うと、ヒューズが飛んでいたってこと

f:id:ryoko-odekake:20191006135430p:plain



この上の写真はヒューズを外した後の写真である。

ランド(半田のあと)が残っているのは分かるだろうか。

ちなみに基板が焦げているように見えるが、バラした時にはこの状態だった。

恐らく今回の症状に関係ないと思う。

ちなみに一番手前の方にPK01というシルクがある、

この部品(チップヒューズ)を交換する。

 

修理は素人には無理か?

決して無理ではないと思う。

分からなければ、質問してもらえればと。

ただし、半田ごては必須アイテムです。

かなり安いものを見つけることができました。

信頼のあるメーカーだし、この価格でこれだけ揃っているので

とりあえず十分だと思う。

もう少しグレードの高いものが良いよという場合は、

こちらをオススメする。

半田のコツ

チップ部品(ヒューズ)は、両方同時に温める必要があります。

購入した半田を少し溶かしながら、ヒューズの両側を温めれば

簡単に取れます。

同様に温めながら、購入したヒューズを取り付けます。

この動画を参考に!

取り付け方

どこで入手するの?このヒューズ

購入場所は「RSオンライン」「マルツパーツ」で購入できる。

ネットから登録して仕入れることができる。

私も個人登録した。恐らく部品は釜屋電機製ではないかと思う。

画像だけで判断したため確かではない。

RSオンラインで見つけたが、50個からの購入で3000円くらいしている。

高いからやめた。マルツパーツには、釜屋電機製がない。だが別のメーカーで2.5A品を見つけたため、これを購入することにした。

マルツパーツでTR/3216FF2.5-Rという型式ものを2個購入した。

送料込みで500円程度。

登録がちょっと面倒だが、入力していくだけ。

ちなみに購入した部品はコレ ↓

f:id:ryoko-odekake:20190330164042j:plain

豆粒みたいに小さな部品だ。

 

交換した結果は・・・・・。

直った!!!!!

家族も大喜び。

今まで直した物で一番のファインプレイだった。

同様の症状の方、是非参考にしてほしい。

DBR-Z320の修理方法もたぶん同じだと思う。

簡単にまとめると・・・

【HDD、録画1が点滅症状の場合】

・ 筐体を外して、HDDのコネクタが焦げていないか確認する。

・ 焦げていた場合、SATA15ピンを交換する。

・ それでも直らない場合、チップヒューズを交換する。

 

ヒューズを交換しても直らなかった方へ

何とか直したいですね。

原因はいくつか推測されます。

① コネクタを接続し直す時に配線の順番を間違えていないか

対策:念のため、もう一度見直してください。

 

② ヒューズを外す際に力を加えすぎて、ランド(ヒューズが付いていたシルバーの箇所)が剥がれてしまい、接続できていない。

対策:見直してください。

ただし、何度も張り替えをすると悪化する恐れがあります。

よくあるのが、ランドがとれてしまうことです。

しっかりと両端を温めて外す必要があります。

 

③ 新しいヒューズを取り付ける際に、熱を加えすぎてヒューズが故障してしまったのでは?

対策:ヒューズが飛んでいないか確認してください。

(テスターで両端の導通を確認)

テスターが無ければ、新しいものと交換してください。

※私も心配だったので、予備として2つ購入していました。

 

④ 原因はヒューズではない???

もし、これであれば新しい不具合になります。

その場合、電源を生成している電源回路が原因ということになります。

しかし、ヒューズは電源回路を守るために搭載されていますので、先にヒューズが飛ぶしくみになっているのが通常です。

よって、この可能性は低いと推測しています。

そうであってほしい。

 

☆詳細なチェックの方法☆

詳しくない方だと難しいと思い、説明を省いておりましたが、本当は作業前にテスターで確認しておくことがベストです。

下のコネクタ(青丸)部が、HDDと接続されていたと思います。

青丸部の何ピンだったかな。(線の繋がっている箇所です)

f:id:ryoko-odekake:20190629214916j:plain

青丸のどこかと、下の写真の赤丸 or 黄丸が繋がっています。

(記憶では確か赤丸だったと・・・)

赤丸と黄丸がヒューズに繋がっていますよね?

写真を拡大して見ているので、少し不安です。

一応基板での確認もお願いします。

テスターで導通を確認してください。

これは基板上の配線で繋がっていますので、どこかは必ず導通はあるはずです。

もしヒューズが生きている場合は、青、赤、黄全て繋がっています。

この状態だと、ヒューズは切れていないことになり、原因がヒューズではないということになります。

片方しか青丸と導通が無い場合、ヒューズ切れが原因です。

私はこの状態でした。

f:id:ryoko-odekake:20190629214623j:plain

※この作業は電源をいれずに行ってください。

 

もっと難易度を上げると、電源を入れた状態で、電圧が掛かっているか確認できるとベストです。

テスターで片方はGND(アース)にあて、もう片方をヒューズの両端に当て、電圧がきているか確認できます。黄緑色している大きなものが基本的にはGNDです。

黄色丸部分はGNDだと思われます。

GNDと、PK01(ヒューズの両端)を当たれば電圧が測定できます。

f:id:ryoko-odekake:20190629223245j:plain

ただ、電源を入れての作業は危険なので、詳しくない方にはおすすめできません。テスターの先がICなどに接触してしまうと、他の部分が故障する恐れがあります。

最後の方は少し難しいことを書きました。

何とか直れば良いのですが…。

 

 

※全て自己責任で行ってくださいね。

健闘を祈ります。

 

 

よろしければ、ブックマーク、スターなんでもいただけたら嬉しいです!

 

 

新しいレコーダーを購入したい方へおすすめ